おはようございます、今朝は陽射しも無く雲に覆われた朝です。
昨日、フィルムカメラの現像データ仕上げをしてきました、相変わらず何を撮っていたか分からない内容でしたがコンデジで撮っていた写真と同じ様な被写体ばかりです、フィルム写真の描写を見て下さい。
まずは庭に咲いている咲き始めた花達、ギボウシです。
フィルム現像は地元の写真店にお願いしています、恐らくですがフィルムの現像仕上がりと写真データを見ると一日に何本も現像処理をしていないと思います。
恐らく一本もフィルムを処理しない日が続く事も有ると思いますよ。
庭のラベンダー。
現像機には4~5段階の処理液が分かれて入って居ます、最初の三段階が重要で後の段階はシャンプー、洗浄用の水だったかな・・・現像機の中で分かれている各段階をフィルムが流れ、最後の段階で乾燥され現像機の外に出て来ます。
庭のマーガレット。
現像機はフィルムが流される本数が多いと各現像処理液が減り、自動的に補充されるように出来ています。要は現像機を通すフィルムの数が多ければ多いほど現像液が補充され液の状態を保てる様になっています。
庭の紫陽花、咲き始めです。
現像機を通すフィルムの数が少ないと新しい処理液が補充されず処理液が劣化してしまうんですよ・・・恐らくですがこの写真店の現像液は劣化している状態だと感じました。
写真館にて・・・モミジ、コンデジでも同じ写真を撮っていましたね。
この写真では良く分かりませんが前の写真、後の写真を良く見て頂くと分かるのですが、横に筋の様なものが分かりますよね。
写真館にて・・・ケヤキ。
現像液は使われないと劣化すると同時に結晶を始めます。現像機の中、各処理液漕から次の漕に入る仕切りに結晶が出来てフィルムが擦れている現象だと思いますよ。
コリーナの花達。
今回見て頂いて居るフィルム写真はデータ化しています。処理液劣化でカラーバランスが崩れて居るのですが画像処理をパソコンでしています。
前に見て頂いたロモカメラ用のフィルムは20年前後前のフィルムだったのでフィルム自体のエマルジョン(フィルムに塗られている乳剤)が劣化してカラーバランスが崩れて居ましたが、今回のフィルムは先週だったかな?この写真店で買ったものです。
コリーナ薔薇。
フィルムのエマルジョンが劣化していないならば、やはり現像機の処理液劣化しか無いんですよねぇ~。
コリーナ薔薇。
決してお店を責めるつもりで記事を書いて居る訳では有りませんからね、今時の自現機(自動現像機)は何処も同じ様な状態だと思います。恐らく大都会の自現機も似たような状態ではないかと想像します・・・フィルム処理の数が少ないのが原因です。
コリーナ薔薇。
フィルム写真は趣味化しているのでカラーバランスの崩れ、画像の粗さは味だと思って居るので問題が無いと自分は思って楽しんでいます。
自宅庭で咲き始めた多肉植物の花です。
自動現像機と写真にする自動プリンターが一応ワンセットですが自動プリンターも現像機と同じ仕組みになっています。紙焼きと言うのですが写真にする為にプリンター内を感材が流れます、同じく処理数が少ないと処理液が補充されず劣化してしまうんですよ。
ちなみにこの3枚が画像処理していないオリジナルの写真、これ以外の写真も色が飛んでしまった様な写真になっています。
今回の話は自分が写真店を営業している時の経験から感じた事を書いてみました。
カラーバランスの崩れはどうでも良いのですが、横に走るフィルムの擦れは改善して欲しいかな・・・。
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