おはようございます、陽射しが有るものの薄曇りの朝を迎えました。 今日は地元いわき市で一般住宅撮影が2件入って居ます、出掛ける前のブログ記事になります。
先日の春分の日、お彼岸期間と言う事も有りお墓参りに行こうと思ったのですが、知っての通りいわき市は強風が吹いて居ました。線香をお供えする事は無理と言う判断になり仏壇の有る長男宅に向かいました。写真を見て下さい。
竿茂和竿工房に向かいました。出番を待つ竹材が所狭しと置いて有ります。
こんな材料を見ると何か作りたくなるのが自分の性格です・・・なので渓流ルアーロッドのリメイクをする事にしました。 2年前だったかな渓流ルアーロッドを竹材で作りたいと思い、畑違いの竿茂さんを巻き込んで結果的に数本のロッドを作りました。
実際使っていたのはその内の2本だけで、一本は全竹(全て竹材)と手元だけが竹で竿部分はカーボン材のロッドを使っていました。
今回は部品として取ってあったカーボン竿を使い手元だけ竹材のロッドを作りました。
竹材は選び放題、捨てる程材料が有る中、写真の黒竹を使う事に決めました・・・色がマダラですが敢えて選びました、竿茂さん曰く、これ使うの?と言っていましたが、自分的にマダラ模様が気に入りましたよ。
自然素材なので空洞部分は丸くありません、最初に作業する 殺し と言う作業です。竹に熱を加え、下の穴の開いた板に力を入れて刺し込みます。穴は絞られて居て竹材が貫通する事は有りません、絞った丸い穴で竹材を丸く整えるんですよ。
同じく別の竹材を丸くしてカーボンロッドの径に合わせ手元に組み込みます。その都度エポキシ系の接着剤を流し込みます。
カーボンロッドを刺し込みます。手元の竹材と径合わせの竹材の種類が違うので模様の様になりました。接着剤を温めるのは柔らかくして隙間なく接着剤が回る様にしています。
手元に付けるリールシートと言う部品です、ここにリールを取り付けて釣りをします。
まだ取り付け途中ですがこのリールシートはかなり古いと言っていました、今は販売されていないそうで敢えて古い物を選びました。
この日で組み上げは殆ど終わりです。残りはガイドやリールシートを取り付ける為に巻いた絹糸や装飾の為の漆塗りが残っています。
今季の釣りは全竹ロッド2本、手元だけ竹材のカーボンロッド2本が主流の釣りになりそうです。 去年の台風で渓流の様相が大きく変わったと思います、魚の状態と共に今季の解禁が楽しみです。
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