こんばんは、昨日は小野町に行って居ましたが風が強いのと北風が冷たかったですねぇ~、今は何というのか?・・・何年も愛用しているサファリジャケットを着ての一日でした。
久し振りのカテゴリー さとやま写真工房 でのブログアップです。 勿論、写真撮影を本格的にしている方達、プロと言われる方達にとっては当たり前の撮影ポイント内容です、あくまで初級ポイントなのでご了承くださいね。
一昨日はブライダルタウンコリーナさんにて婚礼前撮り、七五三の撮影でした。
以前も書いたかな・・・撮りたい物をそのまま写す事が基本ですが、撮りたい被写体を生かす角度、背景を見て欲しいと思います。 写真の様に白っぽい花なら被写体を浮かす為に背景を選ぶ事が大切だと思います。
実際、人が見るとこれ程コントラスが大きく有りませんが、カメラは人間と違い限界が決まっているのでその限界を利用するとこんな感じに撮れますよ。薔薇の花一輪だけに陽射しが当たっていました。
こんな被写体を見つけたら更に浮き上がる背景を探してみては如何でしょうか? 撮りたい物を中心に360度回って見れるなら回ってみて光の当たり具合や背景を見てみる事は大切だと思います。 360度回れない環境なら出来る範囲で自分が動いて撮りたい物を見る事が大切です。
青空が奇麗だったので背景にしてみました。(日中シンクロ撮影)
薔薇に当たる光は右から来る斜光、薔薇の茎側と蕾と空の青さを出したいと思いました。
空の青さを出したいと思うと薔薇が暗くなる、薔薇の暗い所を出そうと思うと青空が飛んでしまう・・・中々難しいカメラ設定になりますよね。
同じく青空を背景に撮ってみた薔薇です。(日中シンクロ撮影)
これも左からの斜光で、ほぼ逆光状態です・・・薔薇と青空を出したい・・・で、露出補正だけでは空か薔薇を犠牲にしないといけませんよね。そこでストロボ付きのカメラなら簡単に出来る日中シンクロ撮影です。
ストロボ、フラッシュって暗い時に使うと思っていると思いますが、実はこの日みたいに陽射しの有る天気の良い日に使う事が多いんですよ。 花の撮影に限らずポートレート撮影でも多用します。 被写体の暗い所や影を和らげる、消す為に敢えてストロボを発光させます、空の青さを残すために絞り込めるし、薔薇の暗い所も明るく出す事が出来ますよ。
日中シンクロのやり方の基本が有ります、計算式も有るので自分が持っているストロボのガイドナンバーを知らないと基本の撮影が出来ません、そこまでガチガチになる必要が無いと思うので説明は省きますね。
フィルム撮影と違い、今は撮った写真をその場で確認できるので画像を確認しながら撮りながらイメージに近付ける方が確実かな。
写真では色が見える花ですが実際見るとほぼブラック色の花です。 ペチュニアかな・・・黒い花で検索してみると沢山有るんですね。
トンボが休んでいます。この日は陽射しが有りましたが少し寒かったかな・・・トンボにカメラを近付けても逃げませんでした。
間も無くこの日の前撮りが始まります。
和装撮影の為に神社に向かいました。
逆光撮影はこんな感じで手前が暗くなります、手前も明るくする日中シンクロの話をしましたが撮る方の写真イメージが決まって居ればそれが一番です。逆光だから必ず手前を明るくしたいばかりじゃ無いですよね、シルエットにしたい場合だって有る、要は自分がどんな写真を撮りたいかでカメラ設定が決まるんですよね。
神社で撮影を終えてコリーナさんに戻りました。
露出設定だけで逆光状態の新婦を撮りました。 日中シンクロを使い背景もクッキリハッキリ出す事も出来ますが、被写体を浮き上がらせる為に背景を飛ばしました。
写真は撮ると普段は自分も言っています・・・それで良いと思いますが さとやま写真工房 に興味を持って頂いた方達には言います、写真はカメラと言う道具を使って創るものだと認識して頂ければと思います。
写真は創ると言う意識を持ったプロのカメラマンは当たり前、写真愛好家さんが使う道具が一眼レフカメラです。 各種撮影設定をするカメラボディー、イメージに合った描写をするレンズを組み合わせて自分のイメージを創る道具だと思ってくださいね。
プロと言われるカメラマン、写真家さんはカメラと言う道具を使いこなして仕事をしていますが、カメラは記録と言う重要な役割も有ります。道具として使いこなす方達も居れば記録を残すと言う意味で使う方も多いはず・・・記録だけなら高価なカメラを買う必要が無く、今はスマホや安価で優秀なコンデジで高画質な記録写真が撮れますのでそちらをお勧め致します。
昨日の仕事先、小野町で撮った写真です。 撮影のお宅は里山に有る古民家で憧れの薪ストーブが有るお宅でした・・・写真で見せられないのが残念ですが、里山に係わる自分にとっては興味津々のお宅でしたよ。
久し振りの さとやま写真工房 カテゴリー記事でした。
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